あけましておめでとうございます、食虫担当Hです。ご無沙汰して申し訳ありません。
先日、幼馴染みに言われました、「お前全然ブログ書いてねぇやねぇかちゃ」と。
いや~忙しいんスわ、本当に。忙しい合間をぬってブログを書かれている『何でも担当Kさん』には頭が下がります。
それでは、「書く!」と言っちゃったんで書きます、去年の話ですが・・・。
そう、去年の11月半ば、咲きました。先輩から頂いたカンラン(Cymbidium kanran)とアキザキナギラン(Cymbidium aspidistrifolium)を人工的に交雑した個体が!いや~、コンパクトにまとまる姿と上品な香り、たまりませんねぇ素敵です。
先輩曰く、「アキザキナギランが種子親の個体だろう」との事です。アキザキナギランが種子親なら、もっと「お母さんに似てるんだろうなぁ」と思っていましたが、ところがどっこい、花粉親のカンラン寄りです。
で、こちらが一昨年に咲いた別個体。こちらは「おそらくカンランが種子親の個体」なんだそうです。去年咲いた個体とは反対に、アキザキナギランを彷彿とさせます。最高です植物って不思議ですよねぇ。
因みに、表題の『ナギノハヒメカンラン』とは、1988年に高知県で発見され、2008年に発表されたカンランとアキザキナギランの雑種Cymbidium ×nomachianumに付けられた和名です。この個体は、アキザキナギランが種子親だそうです。
以前この個体を見せて頂いたことがあるんですが、写真がない・・・。また、機会があったら紹介しますね。
それにしても人工的に作出された交雑個体にもCymbidium ×nomachianum(ナギノハヒメカンラン)の名前を使っちゃってもいいものか・・・、それが分からず国際植物命名規約なんか開いちゃってます・・・。どなたかご存知の方はご教授下さい。よろしくお願いします。
ナギノハヒメカンランはかなり疑わしいですね。
自然の状態で発見したものもおそらく・・・
人工的に交配栽培したものは園芸種です。
投稿情報: テッちー | 2011-02-18 18:07