Kです。先週末は西日本からHの知り合いのフィールドの先生が来られていたので栃木県で水田雑草を勉強しようの会(ウソ)に急きょ参加させてもらっていました。
といっても総勢3人。移動中は終始それぞれが眠い、腹減った、俺眠いから運転ムリ、とか言い合う感じで進んでいくのは楽しかったです。
先生の今回の主な目的の一つ。シモツケコウホネ (Nuphar submerusa)
シモツケコウホネは2006年に記載された栃木県固有のコウホネの新種で、沈水葉しか出さないらしい。・・・浮葉出てない?と先生の鋭い指摘。
つっこみどころ満載の自生地でした。というか自生地とも呼べないような。保護する立場の人たちには自然環境下での生物多様性をどう保護するかという所で考えてほしいです。とりあえず生えてる株全部まとめて移植して盗掘されないようにして満足しているよりはもう少し頑張れると思うのですが。
コウホネ (Nuphar japonica)とシモツケコウホネの交雑種と言われています。でも普通のコウホネは周りに生えて無いそうで。どうなんでしょう。
こちらはごく自然な所に自然に生えていて綺麗でした。東南アジアでクリプトコリネとかが河床に生えているイメージと重なります。
・・・今回道中見た中で既知の水田雑草はホシクサとオモダカとヘラオモダカだけでした。和名で植物を憶えるのが少し不得意なのでアブノメやらクログワイやらイボグサやらコナギやらヒロハイヌノヒゲやらトウゴクヘラオモダカやらミズワラビは学名に変換して覚えられるかどうかです。
久しぶりに純粋に楽しい週末でした。
コメント