真夏の多肉温室は水やりのタイミングと量がシビアになるので、最近案外気を使っているなんでも担当のKです。
プセウドボンバックス・エリプティカム (Pseudobombax ellipticum)
亀の甲羅風で大変縁起の良い植物です。ウソですすみません。プセウドだけに(爆)
45cm径の鉢に植わった大株。学名はスードボンバックスと読んで頂いてもかまいませんし、もしくは単に基礎異名のボンバックスの名前で呼んで頂いてもかまいません。社内的にはボンバックスと呼ばれておりまして、一応はその塊根(コーデックス)を鑑賞する多肉植物として扱われます。
冬は落葉休眠するので観葉植物として扱うのは厳しいのですが、こんな幹だけになっている姿や春に紅褐色の新葉が萌える姿は結構愛着が湧きます。
自生地は中米メキシコからホンジュラス、キューバまで知られているようです。メキシコでかなり古くから知られているロケーションはムシトリスミレのピコデオリザバ(Pinguicula 'Pico de Orizaba')の産地からすぐ近いようで、一度行ってみたい所。
ボンバックスは何科の植物か、というのは弊社に就職するとなぜか社長から必ず聞かれる質問です。あとバオバブは何科か、とか。回答としては一応アオイ科(Malvaceae)の植物で、ハイビスカスやオクラと同じとの事。それから比較的近縁で同じく中南米原産のパキラ(Pachira aquatica)と同じく、種子は炒ると美味しいそうです。一度食べてみたいものですな。
それでは今日の所はまたー。
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