今日は雨だけど涼しげな植物はーと思いつつ朝農場を歩いていたらなぜか白い花とまた斑入りの植物になりました。
シラサギカヤツリ (Rhynchospora colorata = syn. Dichromena colorata)
めずらしくもなんともありませんが、真夏に次々と咲くこの花は秀逸です。弊社では夏の商品としてこのような湿生植物も地味に生産をしています。
何年か前にフロリダ半島の真ん中くらいの高速道路を走っていたら中央分離帯にこれが大きな群生になっていたのは結構衝撃でした。その頃ちょうどオランダで園芸植物として導入され始めた時期で、実はこういう所に生えとる雑草だったのね!的な。ワニはいませんでしたが思いがけず湿地になっていて靴下を濡らしたのも思い出します。
一応属としてはリンコスポラという事で受け入れられているようで。(ココ便利: World Checklist of Monocotyledons at Kew)。アメリカの人的な読み方はラインチョスポラでしょうか。カランコエもよくカランチョーと呼ばれます(笑)。イギリスだとどうなんだろ。
・・・ カタカナ読みのマクドナルドが通じないとかそんな程度の話ですすいません。
ステファノティス、斑入り (Stephanotis floribunda, variegated)
白い花はとても良い香り。
マダガスカルジャスミンの名前でも流通する、ガガイモ科のツル性の鉢花です。結構高温性なので最近流通量が少ないんだと思いますが、香りが良いので個人的には好きな植物です。これの斑入り品種があるという事をいつもお世話になっている福岡のN氏に最近教えてもらい、株まで送って頂きました。弊社事務所に飾ったら人気でした。いつもありがとうございます。
元々はマダガスカルの海岸端に生える丈夫な植物です。乾燥にも耐えとても育てやすいです。
寒さに弱いのだけが唯一残念な所ですがそれでもそれは熱帯植物のロマンってやつです。冬越し管理のスリル!そしてその先の春の至福感!みたいな。
あと日本の夏は超ご機嫌なのでそれはそれで良しとするです。そんな植物は中々無かとよ?(博多弁。)
環境が合っていてぐんぐん育つ植物を見ているのはなかなか良いものです。
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