ご無沙汰してすみません、食虫担当のHです。
忙しい仕事のあいま、そっと癒してくれるそんな素敵な花を今日は紹介します(※弊社商品ではございません)。
こちらは頌春(しょうしゅん)。かの有名な鈴木吉五郎さんが命名した台湾産のハルカンランで、イトランとカンランの雑種ではないかと言われている品種です。以前友人に「コウシュン買ってきて」と名前を間違えてお願いしたうえ、代金を踏み倒した思い入れ一鉢。すっとした草型に、黒みがかった赤紫色の花が咲き、なんとも渋く、極上です。香りもたまりません。
折角話題に出たのでご紹介します。こちらは糸蘭の白花の品種です。台湾の2000m以上の山地に自生しているといわれている春蘭の仲間で、葉が細いのが名前の由来です。このコンパクトな草型に、緑みがかった乳白色の花が咲き、極上です。落肩でも、堂々と咲く姿はたまりませんね。落肩万歳です。こちらも香りが良いです。
台湾つながりで、もうひとつ。こちらは台湾のピアナン付近の山地に自生するといわれているピアナン蘭です。こちらは一茎に二花付く春蘭の仲間で、花弁は薄く、「一体あと何年で草型が見れるようになるのやら・・・」といった状態ですが・・・
薄い桃色の花弁が、透き通るように美しく、極上です。
最後に、国産の春寒蘭です。高知県で採取された春寒蘭で、「一条の誉」という品種です。正三角咲きで、力強く、堂々とした草型がたまりません。私にとってこれぞまさに春寒蘭といった感じの蘭です。
「春寒蘭を山で見てみたい」そんな今日この頃です。
初めまして。西伊豆のカネジョウと言います。
食虫植物のブログからよらせていただきました。
春寒蘭ですか。昔春寒蘭が伊豆で見つかったという
噂が有り蘭愛好家達と西伊豆の山を探し回った
事が有りました。結局見つかりませんでしたが。
リュウビンタイは北限といわれています。
食虫植物のお話楽しみにしております。
投稿情報: カネジョウ | 2010-02-17 18:32