こんばんは、年々歯切れが悪くなっていく食虫植物担当Hです。
今日はオランダで見かけた食虫植物を紹介します。
まずはこちら↓
俗にいう’ヴェントラータ’です(←人工交配種にこんな名前をつけてもよいのでしょうか?)。Nepenthes ventricosaとNepenthes alata の人工交配種らしく、世界で一番働いているウツボカズラだと思います。うちが、「アラタ」の名前で販売しているウツボカズラも多分これです。因みにここでも「Nepenthes alata 」になっていました・・・
お次はこちら↓
俗に言う’ミランダ’です。交配親がはっきりと分かっていないようですが、N. 〔(northiana x maxima) x maximaではないかとか言われていたりします。「それっち、’オオイソ’やねぇ?」と思うのは私だけでしょうか?何はともあれ、壷は40cm近いです、流石はオランダ。真似出来る気がしません・・・。
で、最後は話題のこちら↓
’Rebecca’だそうです。もしこれが’Rebecca Soper’であると仮定すると、イギリス人がN.ramispina x N.ventricosaの交配して娘の名前を付けちゃった交配種です。以前カエンさんからご質問頂いたのは多分これのことだと思います。個人的には(←ここ重要!)うちが販売している’レッドアラタ’は’Rebecca Soper’ではないかと思っています。
以前も申し上げましたが、交配種は作出した本人にしか分からないと思っています。原種の中にも変異の幅があり、どのN.ramispina とどのN.ventricosaを交配したかも分かりませんし、複数の実生個体の中から選抜した1個体に’Rebecca Soper’という名前を付けているからです。いつの日か、うちが販売している’レッドアラタ’を持って、’Rebecca Soper’を作出した方に「これ’Rebecca Soper’?」と聞いてみたいですねどなたか、イギリスに行く機会がある方がいらっしゃったらお願いします
確実にレッドアラタではないのですね。
それは販売する前から判っていたのですか?
投稿情報: | 2009-10-30 04:36