やっと風邪が治まってきました。
知られていない植物はあまり欲しがられませんので、鑑賞に値するかどうかはともかく一応ご紹介しておきます。
トンプソネラ・プラティフィラ (Thompsonella platyphylla)
トンプソネラ属はメキシコ原産のベンケイソウ科の植物で、分類上の種の線引きがあまり明白ではありません。マイナーな存在ですので希少価値はあるかもしれません。育てていてるとグラプトペタラムとダドレアの中間みたいな印象を受けます。分子分類方面から見るとなんか複雑らしいです。
葉も地味、花も紅褐色の小輪、穂咲きグラプト風で地味。
しかしですね、この子の価値はですね、触ってみるとわかるものすごいプニプニ感があるんです!葉の表面は薄く粉で覆われているのですが、それでも触ってしまう気持ち良さがあります。高度多肉メセンよりも柔らかいのに性質はかなり丈夫で、放任栽培でも全く問題ありません。
キレイな植物かどうかと言われると正直アドロミスクスと同じくらいに微妙ですが、変わった植物ではあります。
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