先週から今週にかけてヨーロッパに行ってきました。
主な目的はドイツでの国際展示会。年に一度の催しで色々な植物の最新品種の展示もあるのですが、実際には植物よりも人に会うのが目的みたいな所です。普段の通常業務はメールでほとんど事足りるのですが、最近景気どう?みたいな話は実際に顔をあわせないとなかなかできませんもんね。
結論から言うと、ヨーロッパの園芸業界は特に景気が悪そうではありませんでした。全般的にはもちろん良くはないのですが、消費者の方々がバカンスでの旅行や車にお金を費やさなくなり家に居る事が多くなった為、家での時間を快適に過ごすためにお花や観葉植物を買う機会が増えた、との事。日本で不景気なのに薄型テレビやおせち料理が売れていたのと同じような理由ですね。
園芸植物の本質的な価値が理解されているのはさすがです。植物の消費形態は日本と欧米では全く違うので仕方のない事なのですが、少しうらやましかったです。
展示会場はひたすら広く筋肉痛になるくらい歩く数日間なのですが、フラワーアレンジメントを展示しているセクションで多肉植物絡みの面白い物を見かけて足を止めました。
コレは・・・
↑仙女の舞 (センニョノマイ Kalanchoe beharensis)と半食虫植物の悪魔の爪 (Ibicella lutea)のアレンジ。
こんな使い方は普通の人の発想にはないですよ。斬新です。
と、この箱庭盆栽風の一品。
見事な枝打ちのコロキアの根元には・・・
↑四馬路(スマロ Sinocrassula yunnanensis)と・・・
↑モナンテス (Monanthes sp.)が。
渋い。渋すぎる。
日本でもこういうアレンジが商業的に使われるようになると良いのだろうか、と考えるとなんとなく違いそうな気もするのでここらでお茶を濁しておきます。
現地でお会いできた方、お疲れ様でした。お世話になりました。