今回は展示会を見たり生産者さんを訪問したりといろいろとあわただしかったです。展示会は日本から来ている人は少ないように感じましたが、それでも国内で名前の知られているフラワーデザインの人や販売店の人とかがカメラ片手に一所懸命ディスプレイの写真を撮っている姿がとても印象的で、こういう場所でも新しいアイデアを仕入れているんだろうなぁと思いました。アレンジ屋さん、売り屋さん、種苗業者、生産者など、同じ園芸業界内で仕事をしていてもかかわっている部分が違うと視点もそれぞれに違うのは面白いです。これは国内でも同じですね。
展示会で見たけれどもこれは日本では成立しないなと個人的に思った商品↓
ダドレア (Dudleya sp. エケベリア近縁の北米~メキシコ原産の多肉植物。夏休眠型で生育が遅いので日本では比較的品薄)を胴切りしたままガラス容器に入れた商品。いさぎよく根無しなので切花の感覚なんでしょうか。最終的な観賞価値を追求した結果育てる気ゼロになりましたよ、みたいな感じです。それにしても日本と違って夏の酷暑期が無いんだからちゃんと鉢植えとして育てて欲しいと思う所です。
銀葉系ダドレアの葉の表面には白粉が吹いていて、触ると取れて見苦しくなってしまうのですが、この商品はそのあたりに気を使っている様子がうかがえて少し微笑ましかったりもしたのですが。
ドラセナ(Dracaena)との矮性品種とチランジア(Tillandsia xerographicaのラベルが付いていましたが違うと思います)の小苗をお化粧した商品。むぅ・・・現地の売店さん等のディスプレイを見るととこのようなニーズがあるのは理解できますが、ここまでするんだったら生きてる植物を使う必要ないでしょ。もういっそ造花でも使って欲しいです。
園芸植物の消費形態の多様性が大量消費につながっているのは確かな事ではあるとは思いますが、ここまでの装飾は植物屋としては少しフクザツです。こういう価値観は未来の日本では定着しない事を願います。せっかく生きた植物に携わる仕事をしているのだからあくまで自然な姿を楽しんでほしいというか。
・・・あと今回ヨーロッパで食べた中で一番美味しかったのがマレーシア料理だったという異口同音の意見がありました。同じアジア人としてなんか嬉しかったです(笑)
未来=味雷つながりと言う事で。うわぁ時差ボケ全開中だぁ。


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